ふかんぜんなディスコグラフィー
みさこ、かっちゃん(金子沙織)による〈ツインドラムあいどる〉としてのメジャー・デビュー・ミニ・アルバム。大半をミナミトモヤが作曲し、ややヘタウマでパンキッシュな勢いもこの時期の魅力だった。
ヴァレンタインに合わせて登場した初のシングル。歌詞は2人の共作となり、現編成でも再録されたビタースウィートな表題曲は大場康司、“お姫様ごっこ”は村カワ基成がそれぞれ作/編曲を担当している。
汐りん、ぐみ、水玉らむね加入後の限定シングルを間に挿んで、かっちゃん脱退、みゆちぃ加入という激動期に残された5人編成での唯一のシングル。石毛輝の詞曲をy0c1eの賑々しいアレンジで披露している。
らむね脱退、大桃子&ゆずの加入を経て〈アイドル界のミクストメディア〉を掲げた現体制での初シングルは、心機一転のインディー発。メンバーで詞を共作した“プリズム☆リズム”が聴きモノ。
初のフル・アルバムは旧曲の〈生まれ変わりVer.〉を中心にした巻き返しの力作。奥脇達也(アカシック)が初提供した名曲“君の笑顔で世界がやばい”のほか、ゆよゆっぺ、ONIGAWARA、DJ BAKU参加の新曲も。
ミナミトモヤ作の爽快な勝負曲“NaMiDa”と、佐藤カズキ(SCRAMBLES)編曲のロック・ナンバー“White Youth”、共にアルバム未収の人気曲。6種のソロジャケ盤では各ソロ曲も披露している。
再メジャー・デビュー・シングルはQ-MHz印の猛烈な“キメマスター!”と、沖井礼二を起用した渋谷系マナーの好曲“気持ちだけ参加します。”の二本立て。後者はアルバム未収録!
夏丸出しのカオティックなサマー・ナンバーはNAOTO(ORANGE RANGE)プロデュースの賜物。タイプ別に収録された2人1組のユニット曲では、みさこ作詞×ゆず作曲のガレージーなナンバーが光る。
年明けに同時リリースされたうちの1枚。“Funky Drummer”的なパートもかっこいい表題曲は、ホーンが小気味良い在日ファンク制作のナンバー。大西克巳による“Long long ashi”はアルバム未収録。
TV番組「笑う犬の冒険」から生まれたはっぱ隊のヒット(2001年)を、原曲と同じDANCE☆MAN制作で公式カヴァーしたポジティヴな名曲。村カワ基成によるハイパー飯テロ的な“すきっぱらだいす♡”もいい。