オミーの後見人であるクリフトン・ディロンが発掘したラスタ歌手の初作。70年代半ばのルーツ・レゲエ特有の熱さや激しさまでを忠実に再現したようなサウンドと、バーニング・スピアも引き合いに出される少し潰れたシャガレ声が合わないわけもなく! 〈ピンク・パンサーのテーマ〉をモチーフとしながら、私の耳にはどうしても〈ゲゲゲの鬼太郎〉に聴こえてしまう“Give Thanks And Praise”とか、いなたさも含めて最高です!