ビルボード誌スムースジャズアルバム1位獲得、グラミー賞候補にもなった前作から2年余り、待望の2ndがリリースされた。彼の活動フィールドをそのまま表現できる幅広いジャンルと楽曲群。さらにその交友関係の広さが分かる豪華な布陣。クラプトン、フィル・コリンズ、EW&F、チック・コリアなどがそれぞれ好演を見せる。また彼のカヴァーはアレンジが良く、既知の曲に新たな魅力を付加してくれている。もちろんベーシストとしての見せどころも満載で、小粋なソロや渋いベースラインも十分に堪能できる。しかし、まぁ本人はもちろん、このアルバムに参加しているミュージシャン全員で、合計グラミー賞何冠受賞しているのだろう(笑)?