テイム・インパラのベーシストによるソロ作、とは到底信じられない! だって聴こえてくるのは甘い響きのクルーナー・ヴォイスなのだから(なぜ本隊ではこれを封印してた?)。ここで聴けるメロディーはどれもジャズ・スタンダードみたいな趣があり、大袈裟じゃなくマイケル・ブーブレやサム・スミスのファンも射程圏内! 簡素なストリングスが効いたバッキングもビロードのような肌触りで……夢のひとときをどうぞ。