INTERVIEW

BES『The Kiss Of Life』 早く音楽が作りたくて―I-DeAと語る、がむしゃらに突き進む自身の現在映した新作

【特集:GAME IS TO BE SOLD 2017】Pt.2

BESの足跡を膨大な客演からも振り返ってみよう

 十年一昔と言う通り、現在の日本語ラップ・シーンをサポートしているリスナーであろうと、例えばBESがなぜここまで厚く支持されているのかわからないという世代であってもおかしくない。ということで、ここでは最低限チェックしておいてほしいBESの客演音源を紹介しておこう。

 まずは今回のカムバックも援護したI-DeAの諸作はマスト。なかでもBESが2曲に参加している2作目『Da FRONT and BACK』(2006年)は、SCARS勢が席巻するその年からのムードを予見した一枚で、いま聴くとまた興味深いものがある。SCARSの初作は残念ながら廃盤だが、SEEDAが同年に放った名盤『花と雨』にはBES参加の“ILL WHEELS”も収録されている。そのあたりからBESの客演仕事はDABOやZeebraなどメジャーな面々にも広がっていくが、特に聴きモノなのはNORIKIYOの“2 FACE”(2007年)やLUNAの“I have a dream”(2008年)、SEEDAの“GOD BLESS YOU KID”(2009年)、鬼の“糸”(2009年)など。一度目のカムバック後では、3曲参加したONE-LAWのアルバム『MISTY』や、VIKNの“Starting 5”、I-DeAの“luck & pluck”などを聴いておきたい。最近ではタイプライター & YMGのタッグ作で素晴らしい“Day Dream”を披露したばかりで、今後の奮起に期待したいところだ。 *出嶌孝次

BESの参加作を一部紹介。

 

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