音楽と、青春と、若さ溢れる一作。1985年のダブリン、不景気の時代ロンドンへと移り住んでいく若者が多い中、同時にUKロック・ポップが最先端を行っていた時代。主人公である14歳のコナー・レイラーは家庭環境が複雑で授業料の安い学校へ転校を余儀なくさせれる。しかしとある女の子に一目惚れをしたのをきっかけに彼やバンド仲間が人間として成長していく。劇中様々な音楽が流れ80年代の音楽好きにはたまらない場面も。音楽以外にファッションにも注目できる。この時代の音楽などがどれだけ多くの人に影響を与えたのかが分かる。若者が強く生きていく姿に勇気さえも与えられた素晴らしい作品。