“Ariyo”の愛称でシカゴのブルースシーンで一目も二目も置かれるピアニスト。ジミー・ロジャースやオーティス・ラッシュなどのブルースジャイアンツ、国内でも木村充輝、三宅伸司、そして甲本ヒロトとも共演し絶賛を得るブルースピアノの第一人者の唯一のソロ作品。98年リリース以降長い事入手困難だったものの、ピアノ・ブルースの名盤として国内外で知る人ぞ知る存在であったが約20年の時を経てここにめでたく再発。鍵盤上で華麗に転がる軽快な音にとにかく心が弾む。メンフィス・スリム等ピアノブルース好きは勿論、『ソロ・モンク』やスコット・ジョプリンが好きなジャズリスナーも是非。