約5年前シャンガーン・エレクトロ等に続くアフリカン・エレクトロ・ビートの旗手としてシエラレオネから登場したジャンカ・ナベイの2作目。ベースとなるのは母国のテムネ族による伝統音楽ブブと言うが今や彼こそがブブと言える。BPMは180以上。ドラム・マシーンのチープなビートがコマ送りのようにワタワタと転げ回る中キュートな女性コーラスと弛いヴォーカルが掛け合ったり掛け合わなかったり。反して歌の内容は過酷な内戦をくぐり抜けた者による痛切なメッセージであり、アフリカに置いてのダンス・ミュージックの存在意義を改めて考えさせられたりもする。