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サントラに参加したフューリアスな奴らの最新作

MIGOS Culture Quality Control/300(2017)

本作とシングル“Bad And Boujee”が揃って全米1位になったミーゴス。メンバーのクアヴォや同曲に客演したリル・ウジ・ヴァートらによる“Go Off”が今回のサントラからの先行カットに選ばれたのも納得の勢いだ。サントラにはミーゴスとしても1曲提供。

 

YOUNG THUG Jeffery 300/Atlantic(2016)

昔からアトランタのラッパーに縁のある〈ワイスピ〉サントラだが、今回のオープニングを飾る“Gang Up”には現行ATLシーンの最重要人物となるこの男が2チェインズやカリファと並んで参加。初の公式盤を控えて、レーベル的な仕込みも万全といったところ。

 

2 CHAINZ Collegrove Def Jam(2016)

〈X2〉サントラにリュダクリス配下の若手として参加したのも今は昔、アトランタ・トラッパーの顔役として成り上がった2チェインズは、〈EURO MISSION〉における“We Own It(Fast & Furious)”に続き、今回は“Gang Up”で悠々と振る舞ってみせる。

 

WIZ KHALIFA Blacc Hollywood Rostrum/Atlantic/ワーナー(2014)

〈EURO MISSION〉のリード曲“We Own It(Fast & Furious)”に続き、〈SKY MISSION〉の名曲“See You Again”とシリーズに貢献してきた大物は、今回も“Gang Up”に参戦している。最新作『Khalifa』は未CD化なので一応こちらをどうぞ!

 

KEVIN GATES Islah Atlantic(2016)

前作サントラでは“Payback”のマイクリレーに参加したルイジアナ産の苦労人ラッパー。この初作のヒットで地位向上し、今回はソロ曲“911”を提供している。「スーサイド・スクワッド」サントラ参加もあってアトランティックもお気に入りの様子。

 

PITBULL Climate Change Mr.305/Polo Grounds/RCA/ソニー(2017)

マイアミから世界を賑わせるラティーノ番長。そんな地縁もあって〈X2〉や〈MAX〉に曲提供してきた彼が、自身の故郷キューバから物語の幕を開ける〈ICE BREAK〉にいないはずがない。スパニッッシュと英語を駆使したJバルヴィンとの絡みがナイス!

 

J BALVIN Energia Capitol Latin(2016)

現行レゲトン~ラテン・アーバンの先頭を走るコロンビアの色男だ。サントラ前作に提供した“Ay Vamos”で〈ワイスピ〉デビューしていたが、今回はピットブルと肩を並べた“Hey Ma”でリード曲に昇格(?)。“Ginza”などを収めたこの最新アルバムも必聴。

 

KEHLANI SweetSexySavage Atlantic/ワーナー(2017)

前作サントラの“See You Again”にも通じる、大団円をドラマティックに彩った“Good Life”で歌うのがこの歌姫とG・イージーのタッグ。彼のアルバムに収められった“Everything Will Be OK”に続くコラボで、名コンビぶりはエミネム&リアーナにも通じるか?