プロデュースも楽器演奏もすべて自身で行った前作から3年、この新作には旧知のライヴ・メンバーに加え、エドゥアルド・ベルガージョやディアフーフのジョンらがゲストに名を連ねている。実験的な歌ものトロニカという基本姿勢を保ちつつも、難解さ&緻密さは後退。開放感のあるビートを敷いていて、ダンス・ミュージックとしての機能性が増した印象だ。リカルド・ヴィラロボスが好反応を示しているのも聴けば納得!