プラネット・ミュー、ニンジャ・チューンと渡り歩いたグレゴリー・フェルドウィックが、今度は何とUS西海岸の老舗アンチコンへ電撃移籍。未体験の奇天烈ビートを操りながら、ジャジーにソウルフルに、はたまた教会音楽風の神聖な音色を挿んだり、得意の美しいメロディーを過剰に盛ったり歪めたりしながら導き出される音像は実にシネマティック。チューニングの合わないラジオのように、くるくる表情が変わる魅惑の12曲。