カントリーやブルース、アンビエントなどをボーダレスに咀嚼したビートから醸し出される無国籍な雰囲気もあって、ゆったりリラックスした楽曲が目立った2年ぶり3作目。普遍的なワンシーンを切り取ったようなリリックやストレートな物言いが、聴き手に情景をイメージさせる。何気ない日常を歌う“おっつ!”から、いままで出会った人たちに感謝を伝えるラストの“To Be Continued...”まで、その世界観に引き込まれる一枚。