バトルで名を上げた後は作品リリースにフォーカスして着実にファンベースを広げている、カリフォルニアはリッチモンドのラッパーによる3作目。今作でも武器である巧みなラップを随所で聴かせ、それを活かすようにレベッカ・ノーベル嬢をはじめとするシンガーと絡むエモーショナルな楽曲が多く並ぶ。プロデュース・チーム、SMKAのケイトーが手掛けた“Nobody”はモノクロのMVも含め、相当ハードでドープ。