半年前にリリースされた弾き語り作品をバンド・アレンジで再録音し、新たに書き下ろし曲も加えた変則的なアルバム。当然ながら同じ曲でも雰囲気はまったく違う。前作が陰なら今作は陽。ジム・ケルトナーやフェリス・ブラザーズがサポートしたオールドタイミーなフォーク・サウンドに促され、コナーは朗らかなヴォーカルを披露。レコーディング場所に選んだカリフォルニアの抜けるような青空を連想させる。