いまやシャナキーの顔となったメイザの新作は、馴染みのクリス・デイヴィスやヘヴィーウェイツらの制作で自身の愛聴曲をスムースジャズ作法にてカヴァー。表題曲はパット・ベネターで、アイズリー・ブラザーズやナタリー・コールなどの曲はテヴィン・キャンベル“Can We Talk”も含めて予想通り上質だが、ジャスティン・ビーバー“As Long As You Love Me”のオーガニックな解釈という予想外の展開もあって楽しい。