COLUMN

また元気になってきたベイエリアの謎レーベル、REAL TALK

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  • 2017.07.20

REAL TALK
また元気になってきたベイエリアの謎レーベル

 トレンドが統制されているUSヒップホップの広がりを前に、そこと無縁の動きを追うかどうかは人それぞれ。ここで紹介するリアル・トークは、古くはボンサグやアウトロウズの別働作をはじめ、MCエイトや8ボール&MJG、リル・フリップといった西や南の大物たち、果てはフリーウェイやAZ、ロックスのシーク、Gユニットのヤング・バック、R&Bシンガーのケイスなど、著名アクトとショット契約して脇道的な公式盤を旺盛に発表してきたサクラメントのレーベルだ。ここ数年は動きがなかったものの、スリー6マフィア配下の生え抜きたるリル・ワイトの『Drugs』を皮切りに、久々にリリース攻勢に出てきた。

 “Ice Cream Paint Job”のヒットで知られるダラスのドローは7年ぶりの新作を、バッド・ボーイ・サウス出身のゴリラ・ズーは代表作の続編『Don't Feed Da Animals 2』を投入。さらにサクラメントの新進モジーがメイバック軍団の問題児ガンプレイと組んだコンビ作、そのガンプレイのソロ作……と、約1か月で注目作が取り揃えられている。ビッグ・ホリスらが内製で賄う楽曲に先鋭性や派手さはないが、多種多様なビートによってラッパー個々のカッコ良さをシンプルに味わえるのは魅力のひとつ。レイジー・ボーンやヤング・ドローなどこの後のリリースにも注目したいところだ。

リアル・トーク産の新作。

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