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ミューテイション『Dark Black』ワイルドハーツのジンジャーによる実験メタル・ユニットがますますカオティックに進化!

【OSHIETAL】第81回

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  • 2017.07.21
ミューテイション『Dark Black』ワイルドハーツのジンジャーによる実験メタル・ユニットがますますカオティックに進化!

 梅雨空を吹き飛ばす鋼鉄連載〈OSHIETAL〉。今回はワイルドハーツのジンジャーによる実験メタル・ユニット、ミューテイションをオシエタル! 遡ること2013年1月、ダン・ディーコン“Wham City”のスラッシーなカヴァーなどが聴けるソロ作品『The Frankenstein Effect』から、兄貴はミューテイション名義を使用しはじめる。そして同年10月にはシェーン・エンバリー(ナパーム・デス)やMerzbowのサポートを得て、凶悪なインダストリアル盤『Error 500』をリリース。持ち前のポップな歌メロを封印した作りに当時は俺も困惑したものだ。

MUTATION Dark Black Round/VINYL JUNKIE(2017)

 で、このプロジェクトを忘れかけていた最中、突如として3作目『Dark Black』が到着。知らぬ間にスコット・リー・アンドリュース(イグジット・インターナショナル)とのデュオ編成になっており、カオティック・ハードコア寄りのサウンドをお見舞いしているぞ! しかもデヴィン・タウンゼンド(ストラッピング・ヤング・ラッド)やフィル・キャンベル(モーターヘッド)ら、スピード狂の奇人が多数参加しているじゃないか! 時にエキセントリックで、時にメロディアスな楽曲群は、ファイス・ノー・モア好きならたまらないはず。おまけに新作の発表と合わせ、しばらく入手困難だった過去2作も最新リマスタリング仕様で初の日本盤化が実現したんだから嬉しいよな! そんなわけで、いまジンジャー兄貴の別の顔をチェックせずしてメタルをカタルべからず!

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