昨年に〈ロックの殿堂〉入りし、今年でデビュー40周年を迎えたシカゴの4人組によるビッグ・マシーン第2弾。メロウなポップ・ナンバーが多かった前作に対して、今回はシンプルで力強いハード・ロックをこれでもか!と詰め込んでいる。爆裂パンク・チューン“Nowhere”だって超ゴキゲンだ。だからこそ、ストリングスを贅沢に用いたミディアム・バラード“Floating Down”の美しさも際立つというもの。素晴らしい。