R&Bプロデューサーとしての実績は言うに及ばず、近年はルーツのハウスに回帰してシンガーとして活動するマイク・シティ(名前もテン・シティから付けたそう)。昨年はセローンとのコラボも実現させていたが、カール・トーマスやレイラ・ハサウェイら縁深い顔ぶれを従えたこのソロ作も全編が流麗なディープ・ハウス~ガラージ仕様だ。フェイス・エヴァンスやドウェレ、メイザらの対応力がとりわけソウルフルに煌めく。