ジャケと表題から尖ったインディー・ダンス作品かと思いきや、トム・ウェイツばりのしゃがれ声+哀愁のブルース・ロックが聴こえてきて口あんぐり。このシカゴ出身の自作自演シンガーは、キラーズのメンバーに見い出されてデビューを果たした注目株だ。しかも本作の指揮官はジョナサン・ラドー(フォクシジェン)、さらにジョナサン繋がりでホイットニーまでがゲスト参加。程良くレイドバックしたサイケ感がイマっぽい。