マーク・フィッシャー亡き後、マーク・ライリーがめざす道とは? 5年ぶりに届いた新作は、ジャズ・コンボを従えた生音によるシックな仕上がりだ。マーク・マーフィーあたりを思い出させるタイトル曲ほか、彩り豊かなホーン・セクションをバックにどこまでもスウィンギーに歌い上げる姿がカッコ良く、ニュー・クール・コレクティヴとの共演作で見せた躍動的なパフォーマンスも随所に。深夜にピッタリ。