トラッドなスタイルでの情熱的なギター・ワークに重きを置きながら、異種ジャンルとの共演などあくなき音楽への追求はとどまるところを知らない日本屈指のフラメンコ・ギタリスト沖仁。本作はデビュー15周年、じっくり時間をかけて完成した4年ぶりの最新作。ライヴでお馴染みチック・コリアの《スペイン》やCM曲になったジャズ・スタンダード《サムワン・ウォッチ・オーヴァー・ミー》も収録。注目なのはヴァイオリンの葉加瀬太郎をゲストに迎え、プロデュースを亀田誠治が担当したオリジナル曲《Tierra(ティエラ)~大地行進曲》。軽快なビートにポップなメロディが弾ける。