フレンチ界別格の才女ジェインの1stアルバム! 現地発売からすでに1年半以上経って尚、仏チャート上位をキープする超ロング・セラー作。歌声はヤエル・ナイムをややハスキーにしたと言ったらいいか、それもとても魅力だが逸脱なのが作曲センス。少女時代に転々としたアフリカや中東の音楽、さらにレゲエや欧米ポップスを“ぽいなぁ”くらいの独自の解釈で取りこみ、ミリアム・マケバの名を連呼する《MAKEBA》のような大胆な発想と自由さでミックスした楽曲がとにかくおもしろく、そしてキュート。ちなみにジェインの母親はフランスとマダガスカルのハーフでZanakaはマダガスカル語で「子」の意だそうだ。