このようなアルバムを待っていました!! 多くのドイツ歌曲コンクールで輝かしい実績を残しているソプラノ歌手・本島阿佐子。彼女の3rdアルバムが発売。そのお相手を務めているのがジャズ・ピアニストの大御所・山下洋輔。2人が挑戦した楽曲は日本歌謡。果たしてどのような演奏を聴かせてくれるのか。胸の高まりは1曲目から募るばかり。《故郷take1》、《朧月夜》、《七つの子》…そして《浜辺の歌》。どの曲も私達が大切にしてきた日本の心。本島阿佐子の透き通る歌声に合わせ、山下洋輔の独特なアレンジと表現力によってより一層抒情的な日本歌謡の世界を我々に届けてくれている。