奇才マイク・パットンや超絶ドラマーのデイヴ・ロンバードら曲者が集った4人組のファースト・アルバム。同じくパットンとロンバードが在籍するファントマスに比べたら変態度数+アヴァンギャルド度数は低く、直情型のハードコア・パンクを鳴らしているが、カオティックな展開や不穏な空気は、やはりそこらのバンドとは一味も二味も違う。ヴェテランならではの技アリなエクストリーム・ロックだ。