キッズの心と下半身を悩ませるライズ唯一の女性シンガー、リンゼイ・ガナルフセンを中心とした3人組の2作目。根っこにポスト・ハードコアの凶暴性を残しつつ、ますます大胆にダーク・エレクトロ方面へ寄せてきていて、ムーやエリファントら北欧ポップ勢とも共鳴するような雰囲気にクラクラ。ひとまず、ドラムンベースっぽいリズム・パターンがイカした“Half”を聴けば、この人たちのヤバさはすぐ伝わるでしょう。