実に1年半ぶりの新作にしてトリオ編成での初リリースは、表題通りの思いを詰め込んだミニ・アルバム。状況の変化を逆手に取っていわゆるバンド感に固執しない作りの曲も増え、その意味では前山田健一×大久保薫によるファンキー路線もハマるし、岡田万里奈の自作したウェットなソロ曲“出発の鐘”も味わいどころだ。田中れいな作詞の3曲では、往時の“Fantasyが始まる”を連想させる“シンデレラタイム♪”というサーヴィスも。