その名の通り、89年生まれの3人組による初作。日本のアーバンな潮流に合致する80年代ブラコン~AORが展開されているのだが、ソウル親爺も唸るであろうスムースな歌唱と練り込まれたソングライティングが醸し出す玄人感が良い。ニュー・ジャック・スウィングな“UNIVERSE”の当時まんまの音使いや、“涙のダンスフロア”での本気のスロウ・ジャムぶりあたりに他ではお目にかかれないセンスを感じます。