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【fhanaのわんだふるレコメン紀行】第13回 MONDO GROSSO、細野晴臣、Corneliusなど、異国の雰囲気を堪能できる音楽

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  • 2017.09.22
【fhanaのわんだふるレコメン紀行】第13回 MONDO GROSSO、細野晴臣、Corneliusなど、異国の雰囲気を堪能できる音楽

 暑い日が続いておりますが皆さまお元気でしょうか。fhánaは12枚目のシングル“Hello!My World!!”を発表して、そのリリース・イヴェントやアルバムのレコーディング、〈Animelo Summer Live 2017〉のリハーサル、そして台湾、上海、ジャカルタでライヴなどてんてこ舞いな日々を過ごしております。

MONDO GROSSO 何度でも新しく生まれる cutting edge(2017)

 台湾や上海、香港などの街には独特な雰囲気があって、とても好きです。新しい高層ビルと古いビルや建物が密集した街並みが混沌として活気があり、漢字のネオンや看板に強力な圧力を感じます。そんな雰囲気を堪能できるのが、14年ぶりのアルバム『何度でも新しく生まれる』をリリースしたMONDO GROSSOの“ラビリンス”のMVです。女優の満島ひかりが香港の街の中を歌いながら踊る映像に心奪われました。サウンドもエレキ・ギターを加工したと思われる素材のループから4つ打ちのキックがクールに入り、ピアノやストリングスと満島ひかりの儚げなヴォーカルが美しく絡み合って涙腺を刺激します。キックの圧と、空間を活かしたクールなバランスのミックスがとても心地良く、大沢伸一のセンスと、ミックスを手掛けたGoh Hotodaの手腕に脱帽です。

 

細野晴臣 トロピカル・ダンディー PANAM(1975)

 そんな異国情緒漂う雰囲気を存分に味わえるのが、細野晴臣の3枚目のシングル“北京ダック”(75年作『トロピカル・ダンディー』収録)。横浜中華街でティン・パン・アレイの演奏で行われたライヴ映像も素晴らしいので、興味のある方は調べてみてください。

 

Cornelius Mellow Waves ワーナー(2017)

 という感じで僕たちが上海に出かけているあいだ、日本では〈フジロック〉が開催されていましたね。今年は先程のMONDO GROSSOをはじめ、小沢健二やCornelius、ビョークなどある意味90年代のレジェンドたちが集合していたように思います。そのCorneliusの新譜『Mellow Waves』も素晴らしかったですね。特に“あなたがいるなら”。 坂本慎太郎が作詞したこの曲は、Corneliusにしては珍しいラヴソング。しかも大人の。この世界はろくでもないけど、あなたがいるならまだましだな、というメッセージがしっくりきます。歳を取るのも悪くないって思いました。ではでは。

 


佐藤純一
佐藤純一(FLEET)とs10rwのyuxuki waga、kevin mitsunaga(Leggysalad)という3人のサウンド・プロデューサーとのユニット、fhánaのリーダー。キーボード/コーラスを担当。TVアニメ「ナイツ&マジック」のオープニング・テーマが収録された最新シングル“Hello!My World!!”(ランティス)が好評リリース中! 今後は3日間の開催期間のうち2日目に登場する〈Animelo Summer Live 2017 -THE CARD-〉や、〈深窓音楽演奏会 其ノ四〉〈大有頂天祭'17〉、FLOWが主催する〈Act Against AIDS 2017 in SENDAI〉などのイヴェント出演も決定しています。ブランニューな動向は公式サイト〈http://fhana.jp/〉にて!

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