ある日森の中で出会ったのは、クマさんではなく國村隼(それも全裸ふんどし姿)であるという衝撃の韓国映画。そんな日本人には出オチ的な衝撃など、映画を見終わるころには生易しかったと思えるほど、出発点となる猟奇犯罪ものから『ゾンビ』『エクソシスト』を彷彿とさせるホラー、果てはある種の寓話劇へとジャンルを横断、さらに物語が二転三転しと観客の視座に揺さぶりをかけ続ける怒涛の156分(見終わった直後の混沌とした感触は『マルホランド・ドライブ』のよう!)。『チェイサー』『哀しき獣』の監督ナ・ホンジンの堂々たる傑作。