いまやブラジルを代表するピアニスト/作編曲家として活躍するアンドレ・メマーリの新作は、ラテングラミー賞に三度もノミネートされた経験を持つ巨匠、ジョヴィーノ・サントス・ネトとの連名によるエルメート・パスコアル・オマージュ。メマーリはピアノの他、フェンダーローズ、ハーモニウム、バンドリン(ブラジルのマンドリン)を、ジョヴィーノはピアノ、メロディカ、フルートと、2人とも様々な楽器を持ち替えながら演奏する多才ぶり。エルメートとジョビーノはメマーリの子供の頃からの憧れだとのことで、彼の演奏からは喜びとリスペクトが伝わってくる。エルメート本人も3曲で参加。