ブリストルを拠点に活動を続けるドラムンベーシストによるセルフ・タイトルを冠した初作。暗黒総本山の最高峰=ブラッケスト・エヴァー・ブラックからのリリースということもあり、ベース・ミュージック~ジャングルを通過し、近年のインダストリアル~モダン・テクノへと接近したサウンドは陰鬱で圧倒的。〈悲観論者〉を名乗るだけあって、ひたすらに深海の奥底を彷徨うような世界観は唯一無二。