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【tofubeatsの棚の端まで】第55回 そ~れそれそれお祭りだ――90s回帰ムードを感じるニンジャ・チューンの新譜特集

どこか遠くに行きたいけれどなぜか行けない、ドキドキは今以上の連載フロム神戸!

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  • 2017.10.16

題のように歌ってましたのは某アイドル・グループですがそれとは違う方の忍者、常にナイスリリースを続けておりますレーベル、ニンジャ・チューンの新譜がどれも気になる時期でして、今回はそちらをまるっとご紹介。最近ファッションも音楽も90s回帰(90年はもう30年弱前なんですね)ということで、そんなムードとも合わさる3枚ではないでしょうか。

 

Aus Musicからリリースのトラックで2015年にブレイク、ニンジャ・チューンから待望のアルバムが……という売り文句が躍る本作ですが、自分からするとその前から彼らによるブログ〈FEELMYBICEP〉から受けた影響はなかなかに絶大でした。もともと80sブギーのエディット作やクラシック・ハウスへの愛あるオマージュ溢れる作風のイメージがあった(今でもDJで常にプレイしています)のですが、Ausでのリリース以降BPMも少々上昇、レイヴ感も注入されていき、こういった形で着地するのはある意味納得。クラブ・ミュージックへの尊敬が感じられる作品です。これまでのリリースの印象が強すぎたので最初は少し敬遠がちなところもありましたが、聴けば聴くほど良くなってきました。

 

同じくニンジャ・チューンからアクトレスの5作目。読みは〈アジッド〉。バッシバシに効くロウなサウンド・デザインと煙に巻くような仕上がりが両立した、聴けば聴くほど深みにハマる作品です。買ってしばらく聴いていると、DJでどうこうっていうよりはBGMとして流したりするほうが多くなったのも意外でした。ジャケの仕上がりもめっちゃ格好いいですね。

 

プロフィールによるとデビューはアクトレスのレーベルから、ということで続いては覆面プロデューサー、ゾンビーのニュー・シングル。前作『Ultra』のグライム感高い仕上がりとは打ってかわってレイヴ丸出しです。特にカップリングの“Zkittlez”、クラブで掛けたい仕上がりでございます。

 


tofubeats(トーフビーツ)
90年生まれ、神戸在住のトラックメイカー。「クラシカロイド」や藤井隆、平井堅、南波志帆、SALUなどを手掛けるほか、自身のアルバム『FANTASY CLUB』(unBORDE)が引き続き好評リリース中! リミックスを収めたNGT48の12インチ・シングル“青春時計”が9月27日にリリースされ、〈豆腐の日〉=10月2日にはセルフ・リミックスや別ヴァージョンを加えて“BABY”をリカット配信。さらに12月20日にはアルバムのLPリリースも決定しています。その他のさまざまな最新情報は〈tofubeats.persona.co/〉にて!

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