オーセンティックなR&Bというわけでなく、アンビエントでもない、独特の温かい音像で支持を得るジェフ・バーナットの4作目。アッシャー・ロスやブルー、ジョイス・ライスなど今作ではゲストとのコラボが光っており、各人の作風に寄せつつメロウに着地させた良曲揃い。また、ティードラ・モーセズ“Be Your Girl”の一節を歌い込んだ“In The Mood”をはじめ、R&Bファンならニヤリとするような引用があるのも良い。