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ニール・ヤングの『Hitchhiker』と並べて聴きたい作品たち
ジム・ケルトナーとポール・ブシュネルという名手たちとのトリオ編成で作られた目下のところの最新作。シンプルという点では『Hitchhiker』に共通していますが、感傷的な雰囲気はなく、ブルージーでザラついた不穏さが全体に漂っていますな。これもまたひとつの新境地。いやはや頭が下がりますよ。 *戸部
元・森は生きているのリーダーによる初のソロ作です~。シティー・ポップを土台にサイケやプログレなどの要素を呑み込んでいたバンド時代も良いですが、より音楽性を整理した本作も絶品ですね~。内省的なサウンドと物憂いハイトーン・ヴォイスは、ニール・ヤングのメロウ面にも通じると思います~。 *逗子
ヤング先生のDNAをもっとも強く受け継いでいるオルタナ世代のバンドは、彼らに他ならないでしょう。実際、『Weld』のツアーでは前座に抜擢されていましたしね。全編でエレキの鳴っている本作も、スロウ・チューンにおける乾いた叙情と荒涼感が『Hitchhiker』的ですな。 *戸部
いままであんまり意識していなかったけんどよ、静寂でフォーキーな内容の『Hitchhiker』を聴いて、〈ニール・ヤングとボン・イヴェールは意外に似ているんじゃ?〉と思ったんさあ。そしたらボンはヤングからコラボの誘いを受けたこがもあるらしく、俺の直感もまんざらじゃねえってことだいな。 *穴守