COLUMN

VA 『T.Rex Tribute ~Sitting Next To You~ presented by Rama Amoeba』 偏執的な愛とこだわりのT・レックス・トリビュート盤!

T.REX TRIBUTE
生誕70年にして没後40年、豪華なチルドレンによるマーク・ボランの最強トリビュート盤!

VARIOUS ARTISTS T. Rex Tribute ~Sitting Next To You~ presented by Rama Amoeba ビクター(2017)

 前提は見出しの通りとして、アキマツネオ(Rama Amoeba /元マルコシアス・バンプ)の手掛けるT・レックス・トリビュート盤『T. Rex Tribute ~Sitting Next To You~ presented by Rama Amoeba』は、彼の偏執的な愛とこだわりが楽しめる快作だ。冒頭からTHE BAWDIESのROYが力強くゲリロンするも、全体的にいわゆる有名曲は控えめ。パンク世代へのエールと解釈されている生前最後のシングル“Celebrate Summer”をオカモトショウが、ディスコ期の“Dreamy Lady”を志磨遼平&越川和麿(!)が、モッドなジョンズ・チルドレン時代の“Midsummer Night's Scene”を加藤ひさしが……と選曲も人選も絶妙。で、アキマと吉井和哉(THE YELLOW MONKEY)は各々ボランとデヴィッド・ボウイ役を2曲で担い、ボウイの“The Prettiest Star”はともかく、公式な音源のない2人の共作曲“Sitting Next To You”をやるという試み自体がどうかしてて最高!

 なお、これと同時にアキマ編纂の最新ベスト盤が登場するほか、97年のトリビュート盤『BOOGIE WITH THE WIZARD』も復刻されるのでそちらもチェックしておきましょう。

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