今月のZOKKONディスク1・2・3・4・5・6!

predia Ms. Frontier CROWN GOLD(2017)

結成7周年ツアーを敢行中の彼女たちから届いた今年3枚目のシングルは、短くないキャリアにおいても指折りの名曲なのでは? やたら強気な曲調と自信満々な歌いっぷりも含めてひと頃のモーニング娘。を思い出させる部分もありつつ、振り切ったパフォーマンスが本当にかっこいいです。

 

Kus Kus さよならに願いを Rocket Beats(2017)

6月のアルバム『matrikus』も好内容だったコンビが堅調に5枚目のシングルをリリース。ATOが作/編曲してメンバーが作詞するという布陣は変わらず。飯塚舞が作詞した表題曲はミッドテンポ調の柔和な歌声の背後でビートが激しく可変する、フューチャー・ベースのテンポ感を咀嚼した好曲です!

 

わーすた パラドックス ワールド iDOL Street(2017)

クリエイティヴにもふくちゃんが関わるようになった昨年のシングル“完全なるアイドル”以降の歩みを集約した圧倒的なセカンド・アルバム! MVがかわいい同時リリースのシングル“最上級ぱらどっくす”などヴィジュアル面で振り切れた相乗効果か、鈴木まなからによる楽曲群もカラフルなアイデアを詰め込んでいっそう輝きを増しています。

 

OnePixcel monochrome TOHO(2017)

候補生からPiXMiXが生まれて周囲が賑やかになるなか、マイペースにリリースを重ねてきた3人が、結成2周年を迎えた記念すべきタイミングで初のフル・アルバムをリリースしました。AxSxEによる昨秋の“TONDEKE”や今年4月の“Time”、配信先行の表題曲など既出のシングルをはじめ、デジタル・ポップを標榜して独自性を磨いた楽曲群が堪能できます!

 

Devil ANTHEM. EMOTIONAL youthsource(2017)

AIRI.が加入した新体制での第1弾シングルで、表題曲は従来路線からガラリと様相を変えて〈エモい〉をテーマにしたバンド・サウンドのロック・チューンに。詞曲はお馴染みの今城沙々ですが、アレンジはひめキュン系の仕事で名を上げた山下智輝が担当し、また別の魅力を見せつけてくれます!

 

Wi-Fi-5 始まりのカレッジ ARUTEMATE(2017)

どこかで見た顔もいると思ったら……個性的なオーディション〈ミスiD 2016~2017〉のファイナリスト5名によるグループが早くもファースト・シングルをリリースです。アニメ「妖怪アパートの幽雅な日常」のOPテーマとして、昨今では逆に珍しいほどのピュアな歌唱を聴かせてくれますよ!