東京の街の機微を知り尽くし、淡々とスピットするのは哀愁漂うブルース。約6年ぶりとなるZEUSの新作はBCDMGのLostFaceとタッグを組み、その詞世界を体現するかのように、活き活きと巡る言葉で静かにグルーヴを奏でる。ANARCHYとの“Insomnia”や、YOUNG JUJU、IOとのコラボも交えながら、“異体同心”でのストーリーテラーぶりはこのタッグならではの説得力。東京ストリートが紡ぐ7編の物語がここにある。