国内外で注目を集める若手クラリネット奏者の一人、橋本杏奈。ソリストとして活躍しつつ、バースフィルとOSJ響の首席奏者、BBC響、フィルハーモニア管、ロンドン響などの客員首席としても活動している。イギリスで育った橋本は自らをロンドン子であると語る。そんな彼女の3枚目のアルバムは自分のルーツに迫る『A Touch Britain』、英国作曲家の作品集である。彼女独自の美しく、かつしなやかで芯のあるその音色にまず驚かされ、その卓越した演奏技術による表現力に釘付けにされる。英国を代表する作曲家の作品を様々な表情で聴かせてくれるこのアルバムの楽しさにあっという間に魅了されてしまうこと間違いなし!