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サイラ『Letters To Myself』アマランスやイン・フレイムスの元メンバーが作り上げたモダンなメロデスを喰らえ!

【OSHIETAL】第85回

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  • 2017.11.22
サイラ『Letters To Myself』アマランスやイン・フレイムスの元メンバーが作り上げたモダンなメロデスを喰らえ!

 晩秋も汗だくの鋼鉄連載〈OSHIETAL〉。今月はスウェディッシュ・メタル界が生んだスーパー・グループ、サイラをオシエタル! 構成員はアマランスでクリーン・パートを担当していたジェイク・E(ヴォーカル)、元イン・フレイムスのイェスパー・ストロムブラード(ギター)とピーター・イワース(ベース)、さらにアナイアレイターやルカ・トゥリッリズ・ラプソディでアグレッシヴなスティック捌きを披露してきたアレックス・ランデンバーグ(ドラムス)の4人! 事の発端は長年の友人であるジェイクとイェスパーがそれぞれソロ作の構想を練っていた際、互いにサポートを要請。そこでの方向性が合致したことから、ソロではなくバンド結成へと繋がったようだ。そしてピーターとアレックスが加わり、このたびファースト・アルバム『Letters To Myself』を投下!

CYHRA Letters To Myself Spinefarm/ユニバーサル(2017)

 まず今作を語るうえで欠かせないのが完全復活したイェスパーの仕事ぶりだろう。耳に残るリフ満載の叙情的なプレイが圧巻。そのギターに男女ヴォーカル体制のアマランスでは活かしきれなかったジェイクのソウルフルというか、ほぼ演歌に近い歌声が重なり、アーチ・エネミーやチルドレン・オブ・ボドムに連なるモダンなメロディック・デスを展開しているではないか! 名前負けするどころかファンの期待値を大きく上回ってきやがったな! そんなサイラの処女航海を確認せずしてメタルをカタルべからず!

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