セックス・ピストルズのスティーヴ・ジョーンズとポール・クックを中心に80年代頭のUKを賑わせたバンドが再編して(ゲスト扱いのスティーヴに代わってトム・スペンサーが正式加入)、36年ぶりの新作を出すとは! ロックンロール的な要素を排除していったジョン・ライドン率いるP.I.L.に対し、こちらはそこを拡大解釈してパワー・ポップ的でさえある音を鳴らしていたわけだが、時を経てもその姿勢はまったくブレていない。