タマ・スモと共にパノラマ・バーのレジデントを長年務めるほか、みずからのレーベル運営など、近年ますます注目を集めるシュテフィの3年ぶりとなる3作目は、ホームのオストグート・トンから。ベルリンの最前線で日夜培われたディープ・テクノは現場感覚に溢れたもので、単調でミニマルなサウンドのなかにも深い味わいが感じられる。フロアでもリヴィングでも緩急自在に心地良く鳴り響く、絶品の全10曲。