今月のZOKKONディスク1・2・3・4・5・6!

FES☆TIVE OIDEMASE!!~極楽~ 徳間ジャパン(2017)

新体制の勢いを見せた“ゴートゥーフェス☆”から4か月で届いたニュー・シングル。IMAKISASAによる賑やかな表題曲は冬の宴会シーズンにもハマりそうな出来映え! 児玉雨子×miifuuの手掛けたカップリング“祭りのあと”も帰り道を描いた青春ムードのロック・ナンバーでいい感じです。

 

SPARK SPEAKER "KYO-MEI" WE LOVE(2017)

つばさFlyの妹分として誕生したDINOSAUR BRAINを前身とする現4人組。これは姉貴分と同じく株本鉄(WE LOVE)と井口イチロウ(SCRAMBLES)の手によるパワフルなバースト・チューンが充実した初のアルバムです。なかでもエモい疾走感を纏った“still in a dream”、ストリングスの効果的な“SHOOTING STAR”での堂々たる歌いっぷりが最高!

 

Broken By The Scream SCREAMING RHAPSODY DAWN DEAD(2017)

〈メタル系スクリーミング・アイドル〉を掲げて今年1月に始動した4人組の、初全国流通作品となるEP! マジで女子のものとは思えないほどのデス・ヴォイスに和風のメロディーが絡む“夢花火”を筆頭に、明快なキャッチーさとスクリーム要素を兼ね備えたポップでラウドな楽曲揃いです。

 

夢みるアドレセンス 20xx/Exceeeed!! ソニー(2017)

候補生に一般投票する形式で新メンバーオーディションを開催している夢アド。現4人組で最後のシングルは、牛尾憲輔アレンジによるダサかっこいい系ダンス・ポップと、SCANDALのMAMIが書き下ろした前向きなロック・ナンバーの二本立て。絶妙に馬鹿馬鹿しい前者も、泣ける後者もいい!

 

ばってん少女隊 MEGRRY GO ROUND Colourful(2017)

アルバム後の初シングルは、“コトバテニス”に続いてフレデリックの三原康司が書き下ろし、演奏もバンドがそのまま担った軽やかなダンス・ロック。カップリングには麻方詩乃(浅野尚志?)による“Going My Way”もありつつ、渡邊忍(ASPARAGUS)作のラウドな“己MYself”がかっこいいです。

 

ロッカジャポニカ Magical View EVIL LINE(2017)

3B juniorから結成され、昨年メジャー・デビューを飾った5人組の久々のリリースは初めてのアルバム! 会場限定盤も含む過去4枚のシングル表題曲が収録され、他にもクボナオキ、かせきさいだぁ、IMAKISASAら多彩な顔ぶれによる書き下ろしナンバーがラインナップ。楚々としたリード曲“わたしの地図”のオーセンティックなまっすぐさが沁みます。