チャン・ギハと顔たちのプロデューサー/ギタリストとして知られる著者の一代記……であると同時に、ほとんど知られてない韓国の非芸能音楽史ガイドでもあったり、単純にレコード好きなら万国共通の愉快なディグ駄話であったり。それらの多面的な逸話がインタヴュー形式でわかりやすく紐解かれていく構成が楽しい! ジャケのギャラリーやDJソウルスケープらとの対談も貴重。

【参考動画】チャン・ギハと顔たちの2013年作“I Almost Had It”