第1子の妊娠中に制作に取り組み、大きなお腹の写真をブックレットに載せている本作は、その喜びや人生に対してのポジティヴな思いが反映されたもの。曲調は多様で、親しみやすいメロディーの80sっぽい電子ポップもあれば、60sモータウン風も、得意のシアトリカルな歌表現もあり。ジェシー・シャトキンらをプロデューサーに迎え、これまでのキャリアを集約したような大ヴォリュームの一枚に。