現代シカゴの歌姫による3年ぶりの新作は父シル・ジョンソンの制作で、そのシルを含むソウル偉人の名曲をカヴァー。ベティ・スワンのシャッフル曲“Make Me Yours”を筆頭に、サウンドもシルが活躍していた60~70年代のソウル・マナーで貫かれ、アレサ、エタ、カーティス、オーティス、ジャッキーらの名曲を逞しい声で堂々と歌っていく。メイジャー・ランス“The Monkey Time”で締め括る地元愛もこの父娘ならでは。