ジャミロクワイやマルーン5を引き合いに出して語るのが相応しい、ポップで多才なバンドから4作目が到着。今作も、彼らにとってのゴールデン・デイズであろう70年代以降のソウル、ファンク、ディスコ、AORなどを消化し、憧憬もそのままに届けるブルーアイドなソウルを展開している。スティーヴィー・ワンダー愛に溢れる“We”など、参照元を想像するのも楽しい、心地良い既聴感満載のアルバムだ。