レーベルを移籍しての第1弾は、2017年に66公演行われたシリーズ・ライヴの世界観を基にした一枚に。黒夢“夢”やSADS“GENTLE DARKNESS”、ソロの“LAW'S”など、彼の全キャリアから選ばれた楽曲たちを、アコギやチェロなどを用いたビートレスの形で再構築。スロウなアレンジが多く、官能的な歌声をより堪能できるが、アルバムの表題通り、彼の歌世界に通底する〈哀〉の部分を強く感じさせるものになっている。