弾き語りによるメロウな前作『Peace Trail』から1年ぶり、その間に未発表音源の蔵出しを挿んでの新録盤。ヴィジター目線で痛烈にトランプ政権を批判した歌詞は、ハードなロックンロールにもフォーク・ロックにもよく映える。バックを務めるのは『The Monsanto Years』(2015年)で好相性を見せたプロミス・オブ・ザ・リアルだ。ラフでアーシーな演奏とテンションの高いヴォーカルのせめぎ合いがスリリング。