ヴァーヴからもリリース経験のあるエリザベス・ザイマンを中心とした3人組の新作は、アラフォー世代の本音を綴った歌詞がじんわり染みるフォーク・ポップ盤に。もともと映画のスコア作家をめざしていただけあって、クラシカルなピアノの音色が時折ハッとするほどドラマティックに展開。ボザノヴァ風味を混ぜるなど曲調も多彩だ。リチャード・スウィフト(シンズ)やダン・モラッド(ルシウス)の客演曲もあり。